あしたが楽しみになるリフォーム&リノベーションメディア
2021/10/25 - story

夫婦ふたりで快適に暮らす。大人シックなシニア世代のマンションリノベ

札幌市・夫婦

家づくりは、好みのテイストやデザインはもちろん、オーナー様の世代に合わせたライフスタイルに寄り添う設計が大事です。シニア世代のS様は、何年も前から夫婦ふたり暮らしに合う住まいを模索してらっしゃいました。

使い勝手やデザインなど、細かな部分まできちんとイメージをお持ちだったご夫妻。今回ずっと暮らしてきたマンションをリノベーションするにあたり、プランニングでは和室をなくしてLDKを広げ、お二人それぞれのクローゼットを設けました。押し入れと、その隣の納戸をまとめて奥様用のウォークインクローゼットに。ご主人の分の収納は寝室に備え付けました。

既存の和室をなくして広くしたLDK空間。大人シックな上質感が漂う。ダイニングは、コッパー色とガラスを組み合わせたペンダントライトや、塗装し直した愛用のテーブルが美しい

リビングのほか、ダイニングや玄関、トイレと要所要所の壁に調湿効果があり質感豊かなエコカラットを使用

ヘリンボーンの床が廊下を華やかな印象に。黒いフレームにガラスを入れたリビングドアは、SAWAI建築工房のオリジナル製作建具

折り畳み式のベンチを備えた玄関。トールタイプの収納は、ロングブーツが置けるように下部をあけて製作した

寝室は、もともと子ども部屋だった2部屋をひとつにしてつくったゆとりの空間。お子さんたちが来たときには間仕切りして泊まることができます。リノベーションは、家族構成やライフスタイルの変化で役目が変わってしまった空間の使い方を見直す絶好のタイミングともいえます。

子ども部屋をなくしてゆとりを持たせた寝室。お子さんが来た時は折れ戸で間仕切りできるよう工夫

奥様が選んだウィリアム・モリスの壁紙が素敵

キッチンには奥様のこだわりをぎゅっと詰め込みました。天板の高さは、長身の奥様にちょうどいい88㎝の高さ。大型の食器洗い乾燥機を全開にしても余裕が出るよう、スペースを少しだけ広げています。

ダイニング側の収納扉も天板も、キッチンの面材と同じタイプでコーディネート

奥さんのこだわりが詰まったキッチン。サイズ感までしっかりと吟味した

長く快適に暮らしていくためには、日々の掃除のしやすさも重要です。トイレはフロートタイプにして掃除のストレスを解消。またお気に入りのヘリンボーン床は、無垢材ながらワックス掛けの手間がないようにコーティングを施しています。

フロートタイプのトイレで、床も便器も掃除がしやすい

フロートタイプのトイレで、床も便器も掃除がしやすい

壁の一部にタイルを用いたラグジュアリー感のある洗面台。掃除のしやすさにも配慮した

一番のご要望だった無垢材のヘリンボーン床は、表面をコーティングしてワックス掛けの手間を省いた。遮音対策をしつつ、ふわふわ感が出ないように施工している

一番のご要望だった無垢材のヘリンボーン床は、表面をコーティングしてワックス掛けの手間を省いた。遮音対策をしつつ、ふわふわ感が出ないように施工している

思い描くイメージを実現できるよう、何度も打ち合わせを重ねて細部まで確認し、つくり込んだS様の住まい。大人の上質なインテリアと暮らしになじむ使い良さを妥協なく追求して両立させた、シニア世代ならではのこだわりのリノベーションとなりました。

走出 智美
profile
走出 智美 Satomi Sode
設計・建築パース
二級建築士
札幌市で戸建てやマンションのリノベーションをはじめ、住宅の新築やリフォームを手がけるSAWAI建築工房では、私のほか複数の女性プランナーが、ご家族のライフスタイルに合わせて、アイデアあふれる機能的で心地よいデザインの住まいをご提案しています。詳しくはこちらのホームページをご覧くださいね。