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2020/08/15 - story

東京からUターン。リノベで生まれた心地よい家族の時間

札幌市・夫婦、子ども1人

今、テレワークという新しい働き方が社会に浸透しはじめ、首都圏から地方への移住を検討し始めているご家庭も増えていますが、札幌市に暮らすSさんご夫妻は、2018年の春に東京からUターンしてきました。札幌での暮らしをスタートしたものの、新築の賃貸アパートは想像以上に暗く、家族3人では手狭さもあったといいます。

将来のことを考えて新居を探し始めたご夫妻が出会ったのは、築19年のマンションでした。購入決断のカギは、浴室とユーティリティを既存より広げられるかどうかでしたが、私たちが物件探しの段階から同行しており、物件情報をもとに作成したラフプランを現場に持参して現状の配管や水まわりをチェック。工事に問題がないことが確認できたため、このマンションのリノベーションが決まりました。

リノベーション前の様子

物件探しのときから話し合いの機会を多く持っていたこともあって、物件購入後はスムーズにプランが進みました。床下に給排水の配管をする関係で、対面キッチンは一段高くしてレイアウト。余剰スペースを生かした背面収納は、ご夫妻が希望していたイメージと使い勝手を考慮して造作することにしました。奥さんが大好きなブルーグレーのアクセントウォールが、空間を心地よく彩っていますね。

リノベーションで、明るく広々とした住空間に生まれ変わったSさんご夫妻のお住まい

給排水の配管のため、対面キッチンは一段高くなっている。背面収納やダイニングのニッチ棚にあしらわれたブルーグレーは奥さんが大好きな色で、心地よい空間のアクセントに

キッチンは窓があって明るく、作業スペースもゆったりとした設計。造作の背面収納も充実している

キッチンは窓があって明るく、作業スペースもゆったりとした設計。造作の背面収納も充実させた

キッチンに立つと、リビング・ダイニングが一望できる。活発に動き回るお子さんの様子も見えて安心

キッチンに立つと、リビング・ダイニングが一望できる。活発に動き回るお子さんの様子も見えて安心

広々とした浴室とユーティリティは、配管の向きを変える技術と工夫で希望どおりの配置に。造作の洗面台はお好みのタイルや洗面ボウルをセレクト。住宅は好きなものを取り入れると、空間への愛着が深まりますよね。また収納部分にもちょっとした工夫を施しました。タオル収納の下に洗濯カゴがすっぽり収まるように設計。扉の前面に設けた開口から洗濯物を入れられる仕様で、便利なうえに生活感を隠せます。

リノベ前は手狭だったユーティリティ

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収納スペースがたっぷりある、明るく広々として使い勝手のいいユーティリティに大変身

明るく広々として使い勝手がいい収納スペースたっぷりのユーティリティに大変身。洗濯カゴは使いやすくて外から見えないよう扉を工夫した

六角形のタイルや洗面ボウルは、奥さんのお好みのものをセレクトした

六角形のタイルや洗面ボウルは、奥さんのお好みのものをセレクト。造作ならではの仕上がりに

トイレは柱を設計に取り込み、壁面に凹凸があって変化に富んだ空間に。棚があると、ちょっとしたものを置いたり飾ったりできて便利

トイレは柱を設計に取り込み、壁面に凹凸があって変化に富んだ空間に。棚があると、ちょっとしたものを置いたり飾ったりできて便利

収納スペースを充実させたのも、今回のSさん宅のリノベーションの大きなポイントです。玄関から土足のまま入れる土間続きのウォークインクローゼットは、「大容量の収納が欲しい」というご夫妻のご要望に応えてつくりました。屋内外で使うものをまとめて収納できるこのスペース。整理整頓がしやすく物が迷子になりにくいのが魅力です。

また主寝室と子ども部屋の間にも、廊下から使えるファミリークローゼットを造作。寝室には壁面のデッドスペースをめいっぱい活用した書棚を造り付けるなど、「収納が不足しがち」というマンションの悩みをプランニングの工夫で解消しています。

すっきりとして明るくなったリノベ後の玄関まわり。部屋と玄関の間仕切り壁の上には、採光と通風のための室内窓を設けた

玄関に入って右手に、土足のまま出入りできる土間続きのウォークインクローゼットを配置

屋内外で使うものをまとめてきれいに収納できる

お気に入りのマンガや書籍を数多く、整然と収納できて気持ちがいい壁面の書棚。アクセントウォールも兼ねていて、ブルーグレーのクロスが寝室にリラックスできる雰囲気を与える

「プランがスムーズに進み、希望どおりに完成しました」とSさんご夫妻。要望を随所に取り入れた充実の中古マンションリノベで、ご家族がリラックスした時間を過ごせる暮らしの空間となりました。