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2020/08/11 - story

自分らしく、居心地よく。おひとり住まいのマンションリノベ

今はライフスタイルが多様な時代。私たちのお客さまも、ファミリーがいれば、シニアのご夫婦もいらっしゃいますし、おひとり住まいの方もいらっしゃいます。今回はなかでも、おひとり住まいでマンションをリノベーションし、自分らしく、居心地のいい空間につくりかえたお住まいを2件ご紹介しましょう。


築42年のマンションを
明るくて快適な住まいにリノベーション

札幌市に暮らすIさんが見つけたのは、築42年の7階建てマンションの最上階、南西の角部屋でした。南面にLDKのレイアウトは、キッチンの排気の関係で断念せざるを得ませんでしたが、プランの工夫で明るく広々としたLDK空間が実現しました。

工事前のマンションの室内

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室内の隅々まで明るく、やさしい雰囲気のデザインのLDK

白を基調とした内装仕上げや、フラットな天井にダウンライトを組み込んだ室内を広く見せる工夫で、開放感があります。壁付けだったキッチンは対面式に変更。お料理好きなIさんのご要望でL型の作業台を採用し、広くて使いやすいキッチン空間になりました。3色のガラスのペンダントライトも、Iさんのセレクト。好きなものが視界にあると、気分がアガりますよね!

窓まわりの断熱性能を上げるために、内窓には断熱サッシを施工しました。これは遮音性にも優れています。Iさんのマンションは、集合住宅と商業施設が混在し、交通量も人通りも多いエリアにありますが、この窓のおかげで静かな住空間となっています。

キッチンは対面式。Iさんセレクトのペンダントライトが空間のアクセントに

L型の作業台でゆったりとした広さのキッチン空間

リビングの隣にある寝室へは、リビングと玄関の両方からアクセスできる動線を設計しました。この回遊動線は、生活の利便性に欠かせません。

またIさんのお住まいは収納にもひと工夫。小さな靴箱しかなかった玄関まわりには、靴置き場を兼ねた天井高まである大容量のクローゼットを配置しました。棚は可動式でロングブーツも収納可。コート掛けがあり、スーツケースや掃除機も置いておくことができます。

Iさんのお住まいはウォークインクローゼットはありませんが、その代わりに玄関から寝室への通路沿いを衣類収納スペースにしました。普段は開けて行き来しやすく、来客時は引き戸を閉めておけば、生活感を隠すことができるつくりです。

リビング隣の寝室は、リビングと玄関の2方向からアクセスできる設計

設計の工夫で、使いやすい場所に大容量の収納スペースを確保

Iさんのお住まいの実例はこちらをご覧ください

自分らしいスタイルを実現した
築19年のマンションリノベ

Sさんは、将来的に親御さんと暮らすことも視野に入れながら、通勤しやすい場所にあって、コストを抑えつつ自分好みにリノベーションできる物件を半年以上かけて探しました。見つけたのは、築19年のマンション。古くなった設備を交換したり、ライフスタイルに合わせて間取りを見直したりするとともに、自分の好みを反映させたお気に入りの空間づくりに力を入れました。

工事前のマンションの様子

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独立式の閉じたキッチンは、セミオープンスタイルに変更。対面カウンターの上や作業台の壁には、Sさんセレクトのタイルがあしらわれています。

ダイニングスペースの壁面には飾り棚を造作しました。お気に入りの雑貨を飾ってディスプレイを楽しむことができますし、食器などを置けば実用的な棚としても使えます。テレワークが増えている今だと、このような壁面はウェブ会議のときの背景としても活躍しそうですね。この飾り棚の下には、いずれ親御さんと同居したときに増えるであろう家電の使い勝手を考えて、コンセントを準備してあります。先々を見据えたちょっとした工夫も、リノベーションでは大切です。

リビングの一角には、壁面のニッチを使ったディスプレイ棚も。ここに飾るものを探す楽しみが増えそうです。

造作の飾り棚で、お気に入りをディスプレイする楽しみが広がる

愛猫とくつろぐリビング空間は、女性らしいエレガントさが感じられる

将来的に個室として使うことも想定しているリビングの隣の部屋は、今はワークスペースとして活用。カウンターは壁の角度に合わせて造作しました。壁に縦長の窓を設けて、視界が外へ抜けるよう工夫しています。こもりつつも圧迫感がなく、仕事がはかどりそうです。

ご自分らしいスタイルをかたちにすることが希望だったSさん。内装は、建具やタイル、クロス、家具の取っ手、カラーリングにいたるまでしっかりと吟味して選びました。トータルに心地よくコーディネートされ、お気に入りのインテリアで彩られた空間は、Sさんらしい素敵なお住まいとなりました。

リビング横の部屋の一角に配置したワークスペース。テレワークにも重宝しそう

造作の建具やクロスの色柄は、フレンチテイストの上質なデザイン。お気に入りに囲まれた気持ちいい暮らしの場に


自分のライフスタイルや好み、ご予算などの条件に合わせて住まいを快適につくり直せるのが、リノベーションの大きな魅力。「戸建て住宅では空間を持て余してしまう」「維持していくのが大変」というおひとり住まいや夫婦2人住まいの方にとって、マンションリノベは家づくりの大きな選択肢のひとつです。専門家に相談しながら、自分らしいリノベーションを実現してくださいね。