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2020/04/08 - story

リノベで実現!大好きな風景を、住まいの外に見る贅沢

札幌市・夫婦、猫

家の窓の外にいつも、大好きな景色が見える。そんな暮らしに憧れて、根気強くここぞという場所や中古物件を探している方もいらっしゃることでしょう。Hさんご夫妻が、まさにそうでした。学生時代から北海道大学の植物園が大好きで、散歩しながら周辺のマンションを眺め、「このあたりに住めたらいいな」と夢想していたといいます。

ついには、密かに狙っているマンションの部屋が売られていないか調べるのが、長年の趣味に。転勤族ということもあり、住宅購入はまだしばらく先と考えていましたが、ある日、ご夫妻の思い描く条件を満たした売り物件を発見。内覧してみて高層階ならではの眺めの良さに大満足し、即購入を決めました。

場所にこだわり続けたHさんご夫妻が手に入れたのは、築40年のヴィンテージマンションです。その築年数から、リノベーションは想定済みでした。そんなお二人のご希望は「大好きな自然豊かな景色が家の中のどこからでも眺められて、太陽の光と風が家中を通る壁の少ない間取り」。物件は一面採光だったため、奥まって暗くなりがちな玄関側には収納スペースを配置。寝室や浴室に大きな室内窓を大胆に取り入れて、室内の明るさとどこに居ても楽しめる眺望を確保しました。

寝室に設けた大きな窓。上部が開閉できるので、光や眺望の採り込みに加え、風通しにも効果的

寝室とバスルームの間にも大きなFIX窓を入れた。ここからも外の眺望を楽しめる

寝室とバスルームの間にも大きなFIX窓を入れた。ここからも外の眺望を楽しめる

造作洗面台のミラーの両サイドに、室内を明るくするための採光窓を設けた

内装仕上げも、さまざまなところにこだわりが感じられます。リビングを素敵に彩るのは、ヘリンボーン柄のフローリング。窓の外の植物園の景色やキッチンの壁にあしらったサブウェイタイルと相まって、洗練された都心の住空間を感じさせます。デッドスペースになりがちな梁下のスペースは、飾り棚に。お気に入りのアイテムを並べて楽しむのにぴったりです。

ヘリンボーン柄のフローリングが、窓の外の植物園の景色にしっくりと馴染む。設計上動かせないパイプスペースには、フローリングと同じ材を張って柱にし、空間の仕切りを兼ねたアクセントに

ヘリンボーン柄のフローリングが、窓の外の植物園の景色にしっくりと馴染む。設計上動かせないパイプスペースには、フローリングと同じ材を張って柱にし、空間の仕切りを兼ねたアクセントに

床を一段高くして配管スペースを確保し、キッチンを移設。対面式とした。視点が高くなり、より眺望が良くなった

床を一段高くして配管スペースを確保し、キッチンを移設。対面式とした。視点が高くなり、より眺望が良くなった

梁下のデッドスペースをキッチンカウンターと一体で造作して飾り棚として生かした

梁下のデッドスペースをキッチンカウンターと一体で造作して飾り棚として生かした

このお住まいで特徴的なのが、リビングと寝室に隣り合ったご夫妻の趣味スペースです。ものづくりがお好きで、お二人で家で作業することもあるため、この部屋の床はモルタルの土間仕上げとしました。重く固いものも気にすることなく直置きできますし、木くずなども掃き集めやすいので、きっと重宝するはずです。ライフスタイルに合わせてつくり変えられるのは、リノベの大きな魅力ですね。

愛猫も気になる(?)ご夫妻の趣味スペース

お気に入りの立地を見つけて、自分たちらしい暮らしの場をつくったHさんご夫妻。長年の夢を叶え、「大好きな風景を住まいの外に見る贅沢」を手に入れました。