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2019/12/09 - story

中古マンションリノベで、Uターン後の暮らしを自分らしく

札幌市・夫婦40代、子ども1人

自分たちのライフスタイルに合わない間取りやデザイン、性能の古い住まいを、自分たちが心地よく暮らせるようにつくり変える。それがリノベーションです。Mさんご家族の場合、そのきっかけは奥さんの故郷である札幌へのUターンでした。

長年暮らした東京から札幌への転居が決まり、奥さんの実家近くを探して見つけたのは、築14年で3LDKのマンション。壁に囲まれたキッチンや、リビング・ダイニングと襖で仕切れる和室がある、築年数を感じさせる間取りの住まいでした。リノベーションにあたって、奥さんが希望されたのは「暖かいこと」「LDKを一体化させたオープンなくつろぎの空間があること」「白に無垢材の質感が映えるデザイン」。すべてをプランに織り込んででき上がったのが、こちらのお住まいです。

明るく広々とした空間に生まれ変わったLDK。性能向上のため、すべての部屋の内窓を高断熱プラストサッシに入れ替えた

LDKはオープンなひとつながりの空間に。独立型キッチンをリビング・ダイニング側に移設してアイランドカウンターを設置。和室があった空間をリビングとしてとり込むことで、ゆとりを感じさせる団らんの場を実現しました。

リノベ前は、リビング・ダイニングに隣接してあった和室

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襖を取り払い、ゆったりとしたリビングに

リビング・ダイニングだったスペースは…

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明るいキッチンとダイニングに

キッチン作業台は壁付けにレイアウトし、仕上げの素材やその質感にもこだわった。奥の戸を開けると新設した家事室がある

リビングとダイニングの床に採用したのは、防音材付きのチーク突板の幅広フローリング。自然な木目や色合いが目に優しく、しっとりとした感触が足裏に心地よく感じられます。冬も暖かい住まいにするため、もともと付いていたTESファンコンベクターに代えて、温水床暖房とパネルヒーターでの暖房にしました。フローリング材は床暖房対応なので、床材の割れや反りなどを心配せずに使えます。

移設したキッチンは壁付けに。壁と床はタイル張り、収納の面材はマットな質感のもので仕上げました。キッチンの写真の奥の引き戸の先には、もともとキッチンがあった空間の一部を利用して、家事室も新設しました。

既存の洗濯機置場。キッチンとつながる動線だった

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浴室と洗面台は既存のものを利用。キッチンと行き来できる出入り口を塞いで、物干しとカウンターを新設した

寝室も子ども室も内装を一新。浴室と洗面台は既存のものをそのまま生かしましたが、洗濯機まわりには手を加えました。独立式のキッチンとユーティリティをつないでいた扉を無くした代わりに設けたのは、物干しとカウンター。これにより洗濯機まわりが使いやすく、整理もしやすくなりました。

ナチュラルな素材感が心地よいダイニング・キッチンは、親子のお気に入りの場所

アイランドカウンターのあるダイニング・キッチンは、今や親子のお気に入りの場所。要望どおりのシンプルでナチュラルなくつろぎの空間に、「床面積はリノベ前と変わらないのに、広くなった感じがします。居心地が良くて家で過ごす時間が長くなりました」と奥さんは笑顔で話します。公園の木々に四季の移ろいが感じられるこの場所でMさんご家族は、札幌での理想の暮らしを心から楽しんでいます。