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2022/07/14 - idea

かたちや色で「らしさ」を楽しむ。シンプルなタイルを生かした洗面化粧台

SAWAI建築工房のリノベーションでは、プランニングはもちろん、お施主さんのご要望をもとに内装仕上げもご提案しています。お好みのテイストや雰囲気に合わせて素材やデザインを選びますが、中でも人気の素材が「タイル」です。

色やデザインのバリエーションがとにかく豊富で、水や汚れに強いタイルは、主にキッチンや洗面といった水まわりで多く使われます。そこで今回は、少しの面積でもインテリアとしての効果が存分に発揮される「洗面化粧台」にシンプルなデザインのタイルを生かした例をいくつかご紹介しましょう。


小さくても存在感は◎
六角形のモザイクタイル

タイルは、洗面化粧台の天板と壁面のミラーの間の水はねしやすい部分によく用いられます。札幌市で築19年のマンションをリノベーションしたSさん宅では、配置を変えて広くなったユーティリティの一角に造作した洗面化粧台の壁に、黒色の六角形のモザイクタイルを張って仕上げました。白を基調としたいたってシンプルな空間に、黒色のモザイクタイルをあしらうことで、空間がグッと締まった印象です。

造作した洗面化粧台の壁に黒色の六角形のモザイクタイルをあしらった例

造作した洗面化粧台の壁に黒色の六角形のモザイクタイルをあしらった例

「シンプルで、飽きのこないデザイン」を重視して選ぶケースも多い

同じ六角形のモザイクタイルでも、色や質感、張り方が違うと、印象が異なります。築24年のマンションをリノベーションした札幌市のKさん宅の場合、モノトーンで設えた洗面まわりのアクセントに、鮮やかなブルー色のモザイクタイルを採用しました。

このモザイクタイル、よく見ると一つひとつのタイルの縁が黒っぽくて、その中に宝石のような輝きを宿しています。壁面だけでなく、物を置くことができる段差の部分までタイルを立体的に施工することで、このタイルの美しさを存分に楽しめる仕上げになりました。

ホテルライクな洗練されたデザインに仕上げた洗面脱衣室

ブルーのタイルは六角形。一つ一つの色合いの違いが、空間に深みを持たせる

立体的に施工されたモザイクタイル。一つひとつで異なる色合いや模様の出方が、空間に深みを持たせる

透明感と落ち着きのある印象に
ガラスのモザイクタイル

モザイクタイルにもさまざまな種類があります。築11年の戸建て住宅をリノベーションした札幌市のKさん宅の洗面化粧台には、ガラスのモザイクタイルを用いました。陶磁器にはない「透明感」がガラスの大きな魅力。ニュアンスカラーのピンクやブルーグリーンの混じったタイルを選ぶことで、明るくもポップになりすぎない上品な洗面まわりを実現しています。

ニュアンスカラーのピンクやブルーグリーンは、ダークブラウンの天板との相性も良い

ニュアンスカラーのピンクやブルーグリーンは、ダークブラウンの天板との相性も良い

ライトグレーのサブウェイタイルで
空間をトータルコーディネート

サイズが比較的大きい長方形のサブウェイタイルは、今や家づくりの定番のタイル。築24年の住まいを二世帯住宅にリノベーションした札幌市のIさん宅では、ライトグレーのサブウェイタイルを、洗面台とミラーの間に張って仕上げました。

洗濯スペース・脱衣室と洗面化粧台の間はドアで仕切れる設計ですが、ユーティリティ全体の内装仕上げは白とグレーで統一。華やかなデザインのグレーのクッションフロアとも相性が良く、この家ならではの雰囲気づくりに一役買っています。

タイル4つ分の幅で、壁としての存在感も感じられる

タイル4つ分の幅で、壁としての存在感も感じられる

白とグレーでコーディネートしたユーティリティ

白とグレーでコーディネートしたユーティリティ


このように、単体で見ると比較的シンプルなデザインで、小さい面積にしか張っていなくても、タイルは空間の中で大きな存在感を発揮します。プランニングの際は、タイルの色柄に加え、空間全体のバランスについてもプランナーに相談しながら、納得のお気に入りタイルを選んでくださいね。

榎又 円香
profile
榎又 円香 Madoka Enomata
営業主任・設計プランナー
カラーコーディネーター
札幌市で戸建てやマンションのリノベーションをはじめ、住宅の新築やリフォームを手がけるSAWAI建築工房では、私のほか複数の女性プランナーが、ご家族のライフスタイルに合わせて、アイデアあふれる機能的で心地よいデザインの住まいをご提案しています。詳しくはこちらのホームページをご覧くださいね。