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2021/07/02 - idea

寸法もデザインも家にフィット。造作家具いろいろ

家づくりでは、インテリアのテイストや置きたい場所にぴったりなサイズの家具を探すのが難しいケースがよくあります。探すよりもつくってしまったほうが見栄えがよくて、コストパフォーマンスも悪くない。そういう場合、私たちは造りつけの家具をご提案しています。そこで今回は、リノベーションの際に住宅に合わせて造作した家具をいくつかご紹介しましょう。


対面キッチンのダイニング側を造作

対面キッチンのダイニング側は、つくりによってはとても機能的にカスタマイズすることができます。リノベーションでキッチンを対面式にしたこのお宅では、既存のダイニングテーブルの高さに合わせてダイニング側に引き出しや棚をつくりました。実はこのダイニングテーブルは、18年前に一度リフォームした際に当社で造作したもの。それを生かしながら、小物を飾れる余白スペースやボックスティッシュを収納できる場所、スマホの充電にも便利なコンセントなど、この家やご家族の使い勝手に合わせてつくり込んでいます。

既存のテーブルにもぴったり合うよう対面キッチンのダイニング側の収納を設計して造作した

既存のテーブルにもぴったり合うよう対面キッチンのダイニング側の収納を設計して造作した

ご夫妻とお子さん4人という6人家族のお宅のリノベーションでは、キッチンとダイニングの間に小ぶりなカウンターと手洗い場を兼ねたパーティーシンク造作しました。カウンター下の引き出しは、両サイドから出し入れができる仕様に。こういった小回りの効いた工夫も、造作ならではですね。

カウンター下の引き出しは、キッチン側とダイニング側の両サイドから出し入れできる仕様

カウンター下の引き出しは、キッチン側とダイニング側の両サイドから出し入れできる仕様

キッチンの脇のワークスペース

LDKをリノベーションして、空間構成を見直したこちらのお住まいでは、キッチンの横にご主人用のワークスペースを設けました。カウンターはもちろん、壁付けのオープンな収納も、カウンター下の袖机も、窓の上のせり出した壁の下で高さを合わせた縦長の扉付き収納もすべて造作。この空いたスペースを無駄なく使いつつ、デザインにも統一感を持たせて、LDKによくなじむ気持ちがいいワークスペースに仕上がりました。

キッチンの隣に配したご主人のワークスペース。造作したことでこの空間にぴったりフィットしている

ライティングビューローで省スペース化

場合によっては、家具そのものをつくることもあります。LDKの使い方を見直して部分リノベーションをしたこのお宅では、他の収納に合わせて引き出し付きのライティングビューローを製作しました。PCコーナー&リビングまわりに置いておきたい細々した文房具類や書類の収納場所、固定電話の台として、リビングの一角で大活躍。PCを使わないときは、デスク部分を閉じるだけですっきりとした見た目になり、場所も取りません。

開けた状態

デスク部分を閉じればすっきり省スペース

ライティングビューロー型の家具は、コンパクトなユーティリティでも重宝します。扉付きの棚やオープンな棚、引き出しをこの家の奥様の使い勝手に合わせて組み込んで製作したこの収納家具は、デスク部分がアイロン台にもなる優れもの。デスク部分を閉じておけば、通路の邪魔にもなりません。ちょっとした書き物や作業もできて便利です。(この造作家具を設置した住宅の実例例はこちら

造作収納の一部は、ビューローデスクのような仕様で、棚の扉がテーブルとして使える。アイロンがけや畳み作業に便利

ライティングビューローのような仕様の収納家具。棚の扉が作業台になってアイロンがけや畳み作業に便利なうえ、ちょっとしたワークスペースのようにも使える


このように、家づくりには「家に合わせてつくる」という楽しみがあります。リノベーションの際には、「新しいインテリアや間取りに合った家具を造りつける」という可能性についても、検討や相談をしてみてはいかがでしょうか。