あしたが楽しみになるリフォーム&リノベーションメディア
2021/01/17 - idea

ストレスフリーな暮らしにつながる。収納のアイデア集

「収納が足りない」。これはとても多くの人が経験している住まいの悩みではないでしょうか。リノベーションは、その悩みを解消する絶好のチャンス!「物の量にふさわしい収納スペースをつくること」、そして「家での行動や使う目的に合わせて収納場所をプランニングすること」、この2つのポイントを踏まえた収納計画が、快適な暮らしにつながります。そこで今回はたっぷり収納スペースのアイデアを、最近の家づくりでの傾向と併せてご紹介しましょう。


家の外で使うものは
外やガレージの近くにまとめて収納

交換用のタイヤや洗車用の道具、雪かきや掃除道具など、家の外で使うものはけっこう多いですし、場所も取ります。キャンプやBBQなどのアウトドアを楽しむご家庭では、外で使う物はさらに増えます。外物置を買って設置するのもいいですが、リノベーションを機に住宅に外用の物置を組み込むのも一案です。家の中と外の両方からアクセスできると便利ですし、駐車スペースの近くに来るように設計すれば、物の出し入れもずいぶん楽になります。

荷物の積み下ろしが簡単にできるよう、屋根付きカーポートに隣接して物置を設えた。物置は室内からも出入りできる

リノベーションを機に、屋根付きカーポートに隣接して物置を設えた例。荷物の積み下ろしが簡単にできる。また物置へは室内からも出入りできる

玄関脇に収納力抜群のシューズクローゼット

一昔前までは、玄関まわりの収納というと下駄箱があるのが一般的でしたが、最近はウォークインのシューズクローゼットがある家も増えています。既存の家の間取りや各ご家庭のライフスタイルにもよりますが、外物置と違って戸建てだけでなく、マンションでも検討することができます。

こちらのお宅は、マンションリノベで玄関脇に広いシューズクローゼットを設けました。玄関土間でつながっていて、引き戸を閉めればすっきりきれいな玄関になります。家族の靴のほか、傘などの外で使う道具が収納できます。また室内の壁伝いにコート掛けを設置。帰宅したらここでコートを脱いで掛けることで、コートに付着した花粉や臭い、ウイルスなどをLDKに持ち込まずに済みます。このエリアにはほかにも、バッグや家庭内で使う備品などをまとめて収納できて、気持ち良い住空間を保ちやすくなっています。

玄関に入って右手に、土間で続くウォークインのシューズクローゼットを配置

家の内外で使うものをまとめてきれいに収納できる。これなら物も迷子になりにくい

洗面まわりに大容量の収納スペース

洗面脱衣室というと、以前は狭くて暗いイメージでしたが、今は洗濯室を兼ねるご家庭も多くなりました。家事の時短を考えると、洗面脱衣室に家族分の下着やルームウェア、タオルなどをまるっと収納できる場所があると、洗濯する→干す→たたむ→しまうの一連の作業がとてもスムーズで合理的です。

こちらのお宅では、壁面に大きな収納棚を造作。その一角には、アイロンがけや衣類をたたむのに便利なカウンターも造りつけました。手元を照らす照明も付けて、作業がしやすい環境に。こういうちょっとしたことが、暮らしの快適性には大事だったりします。

広々としたユーティリティスペース。

広々としたユーティリティスペース。天井までの高さがある収納には、家族みんなの下着やルームウェア、タオルなどが収納できる

服を脱いで洗って、干してたたんでしまうまでの流れが、コンパクトな動線の上で完結

服を脱いで洗って、干してたたんでしまうまでの流れが、コンパクトな動線の上で完結

ウォークインクローゼットで、衣類の総量を見える化!

今や定番化したウォークインクローゼット。リノベーションをきっかけにとり入れるご家庭も多い収納です。そのメリットのひとつは、持っている衣類の総量が一目瞭然でわかりやすいことでしょう。何がどのくらいあるのかを「見える化」することで、すでに持っている物を買ってものが増えてしまうのを防ぐことができます。

造りつけの棚にハンガーポールを設置してシャツやコートなどの衣類を吊るし、その下に量販店などで購入した引き出しのクリアケースを置いて、季節の衣類やたたんで収納したほうがいい衣類や小物をしまうと、すっきりとした状態を保ちやすいでしょう。

最近は、家族全員の衣類を1ヵ所にまとめて管理する「ファミリークローゼット」も増えつつあります。その場所も寝室の隣だけでなく、LDKや洗面脱衣室の隣などさまざま。既存住宅のつくりや間取り、ご家族の使い勝手に合わせて検討したいですね。

ゆとりの広さのウォークインクローゼット。ドレッサーや姿見など、自分たちの使いやすさに合わせてカスタマイズしたい

ゆとりの広さのウォークインクローゼット。ドレッサーや姿見など、自分たちの使いやすさに合わせて機能をカスタマイズしたい


「物を収納するための場所が確保されていて、どこに何を収納しているのかを把握しやすいことが、整理整頓された快適な暮らしにつながります。そのためにはプランニングの段階からしっかり計画することが大事。リノベーションの際はプランナーに相談しながら、収納ストレスのない住まいづくりを目指してくださいね。