あしたが楽しみになるリフォーム&リノベーションメディア
2019/05/14 - idea

収納のお悩み解決。リフォームで、家も気分もリフレッシュ

長く暮らしていると知らず知らずものが増え、気づいたら押入れや棚に収納しきれない…。住まいの収納は、ほとんどの人が経験する悩みではないでしょうか。札幌市のSさんから受けたのも、そんな収納スペースのご相談でした。

ご両親との同居が急に決まったSさんご家族は、2つの世帯が一緒に暮らすとあって家の中の荷物が倍増。特にキッチンは物で溢れ、とても暮らしにくくなってしまいました。

【Before】2世帯の同居で、物が溢れ暮らしにくくなってしまったダイニング・キッチン

そこでご提案したのは、収納スペースの見直しです。Sさんご家族のご要望を満たすために何度も検討を重ね、使い勝手とスッキリ感を追求。大容量の収納家具を製作して家電や食器、ストック品をしまう場所を整備し、「見せない収納」にすることでいつでも整然とした印象を保てるようにしました。ダイニング・キッチンは広さが限られているため、縦長の大きな扉は省スペースで開け閉めできるよう工夫しています。

作業台も含め、キッチンまわりを一新。明るく広さを感じさせる白で統一した

収納家具は扉を付けて、極力物が見えないよう工夫

大きな縦長の扉は、横にスライドすることで開閉できる省スペース設計

リビング側も、スペースの使い方を見直しました。リビングの横にあった小上がり和室をなくして、広いリビングに。置き場所がなくてリビングを占領していたたくさんの物や、洋服類を収納できる大きなクローゼットを新たに造作しました。

【Before】リビングの横にあった小上がり和室と収納スペース

小上がりをなくしてフラットにし、リビングが広く使えるように。コート類や掃除機を収納できるクローゼットも新設した

さらには、こんな造作家具も。他の収納に合わせて製作した白い箱型の家具は、引き出し付きのライティングビューロー。PCコーナーとして、またリビングまわりに置いておきたい細々した文房具類や書類の収納場所として活躍します。

PCスペースとして使えるライティングビューロー。ノートパソコンのほか、ルーターやスピーカーなどがひとまとめに収納できる

デスク部分を閉じれば、すっきりとした家具に様変わり。省スペースなのも大きな魅力


良くいわれることですが、上手な収納のコツは「物の居場所をしっかりつくること」と「使いやすい収納であること」。部屋が片付くと気持ちがよくなり、暮らしにも変化が生まれます。築年数がだいぶ経ち「家の中に物が溢れて片付かない!」とお悩みの方は、リフォームで収納スペースを見直してみてもいいかもしれませんね。

走出 智美
profile
走出 智美
Satomi Sode
設計・建築パース
二級建築士