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2021/05/05 - idea

リビングに個性を。「テレビ背面のアクセントウォール」のアイデア集

ほとんどの家のリビングにある「テレビ」。最近はサイズも大型化して、存在感も増しています。またテレビまわりは、家族の視線が集まるフォーカルポイントでもあります。最近はリノベーションを機にテレビの背面の壁をアクセントウォールにして、空間に変化をつけるのを好まれるお客様も多く見られます。そこで今回は、そのバリエーションをいくつかご紹介しましょう。


手軽で柄のバリエーションも豊富な「クロス(壁紙)」

アクセントウォールの仕上げとして、最も一般的で手軽なのは「クロス(壁紙)」です。価格的に採用しやすく、色柄のバリエーションもとても豊富。他の壁面と色だけ変えたり、インテリアのテイストに合わせて柄のあるものを選んだり、好みに応じて空間に遊び心を加えることができます。

例えばこちらの戸建てリノベでは、テレビ背面をシンプルなダークグレー色のアクセントウォールで仕上げました。白い造作のテレビボードや、リビングとダイニングの間仕切りに用いたブリックタイルの壁とも相性が良く、北欧の住宅のような雰囲気をつくるのに一役買っています。

華やかなデザインのクロスで仕上げた壁をテレビ背面に据えるのも、ひとつのアイデア。このように色がモノトーンだと意外と主張しすぎず、インテリアとも合わせやすいですね。リノベーションで部屋のイメージをガラッと変えたいなら、気に入ったデザインのクロスを、テレビ背面のアクセントウォールに使ってみるのもいいかもしれません。

個性的なデザインのクロスをテレビ背面の壁に使うのも、ひとつのアイデア

空間に温かみのある素材感をプラスする「木」

壁に木を使うと、室内のやすらぎ感がぐっとアップします。樹種の違いで木目の雰囲気や色も変わりますし、塗装しても木ならではのインテリア性を楽しむことができます。また板材の幅や張る方向によっても、印象を変えることができます。テレビ背面のアクセントウォールだと、一般的に張る面積が床より少なくて済んでコスト面でも採用しやすく、素材にこだわって仕上げることも可能です。

こちらはナラの無垢材を、縦方向にランダムに張って仕上げたマンションリノベの例。優しい木の風合いが、室内をやわらかな雰囲気に。空間としてのメリハリもつきました。

ナラの無垢材を縦方向に張って仕上げたマンションリノベの例

一方、こちらは色味の濃いウォールナット材を、テレビ背面の壁に横方向に張って仕上げたもの。ナチュラルな色の濃淡に加え、材による壁面の凹凸が、キッチンまわりのタイルと心地よいコントラストを感じさせています。

ウォールナット材で仕上げたテレビ背面のアクセントウォール

ウォールナット材で仕上げたテレビ背面のアクセントウォール

空間に上質感をもたらす「タイル」

「タイル」は住まいを、上質感のある雰囲気に変化させるのに効果的な素材です。キッチンや洗面台などの水まわりの壁面に使うのは、今や定番化していますが、テレビの背面にアクセントウォールとして用いるケースもあります。このお宅では、天然石のタイルをテレビの背面に大胆にあしらいました。本物の石ならではの質感が白を基調としたリビングによく映えて、ホテルライクな空間を演出しています。

戸建てリノベーションの例。天然石のタイルをテレビの背面に大胆にあしらった

一方でこちらは、LDKとその奥の書棚コーナーを緩やかにゾーニングする間仕切りの壁面を、テレビやオーディオを置く場所に利用したマンションリノベ例です。壁に用いたのは、ブリックタイル。クラシカルな雰囲気のインテリアに赤みがかったベージュ色のタイル壁が美しく調和して、住まい手の個性が感じられる空間を彩っています。

マンションリノベの例。「イギリスの田舎」がコンセプトの内装にブリックタイルがよくなじむ


家の中でもリビングは、家族がたくさんの時間を過ごす住空間で、特にテレビまわりは何かと視界に入ってきやすい場所。だからこそ少しこだわって、ご家族がみんなワクワクするような仕上げを検討してみてはいかがでしょうか。