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2020/10/23 - idea

オシャレで実用的な「室内窓」のススメ

室内のインテリア性を高める方法はさまざまありますが、そのひとつとして効果的なのが「室内窓」。そしてこれはインテリア性だけでなく、住まいを快適にする機能性にも優れていて、リノベーションの際の部屋の住み心地の改善にも効果的です。そこで今回は、私たちが手がけたお住まいを例に、その魅力をご紹介します。


空間を素敵に見せるインテリア性

インテリア雑誌やSNSの写真などからも分かるように、室内窓の大きな魅力はそのインテリア性です。例えばこちらのマンションリノベでは、廊下とキッチンを隔てる壁に、細い黒い枠で造作した室内窓を設けました。ナチュラルなテイストのインテリアに黒が映えますし、キッチンの白いサブウェイタイルとも相性はバッチリです!

廊下の明かり取りも兼ねたキッチンの小窓は、黒色の枠が空間に映える。その下には、奥さま発案の引き出せる収納

黒色の枠が空間に映える室内窓

インテリア性の高いシンプルな白色のタイルと造作棚

白色にグレー色の目地で仕上げたサブウェイタイルとの相性も◎。キッチンの一角がまるでカフェのような趣きに

空間の閉塞感や圧迫感を和らげる

廊下や玄関ホールといったコンパクトな空間は、四方の壁が近くて閉塞感や圧迫感が出やすいですよね。そこで室内窓の登場です。こちらの中古戸建てリノベのお住まいでは、既存の木製障子をリメイクして室内窓に。グレーの壁に白で塗装した窓枠が心地よい雰囲気をつくっていて、とても絵になります。実はここは、リノベーションで生まれたちょっと広い廊下の一部のような小空間。この窓があることで開放感が生まれ、チェアに座ってくつろぎたくなるような場所になっています。

木製枠をリメイクしてつくった室内窓。

既存の木製障子をリメイクしてつくった室内窓

広々としたLDK空間

広々としたLDK空間

そのLDKとつながる廊下の一部のような小さな空間が、室内窓で部屋のような趣きに

そのLDKとつながる廊下の一部のような小さな空間に、室内窓を設けることで開放感が生まれた

奥の部屋まで光を採り入れ、風通しを良くする

お住まいの条件によっては、玄関に窓がなかったり、窓をつくれない部屋があることも。窓がないと暗いうえに空気がこもってしまいます。室内窓は、そんな難ありの条件を改善するのにも役立ちます。こちらのマンションリノベでは、外に面した大きな窓のある空間を、LDKと趣味のための部屋にしました。LDKの隣に寝室を配しましたが、大きな窓がある空間とは壁や建具で隔てられることになります。

そこで趣味の部屋と寝室の壁に大きな室内窓を設置。突き出し窓(上部)と引き違い窓(下部)を組み合わせることで、風通しにも配慮しています。さらにこのお住まいで特徴的なのは、寝室と浴室を隔てる壁にも大きな窓を設けたこと。これにより外の光が浴室まで届きます。

床をコンクリート土間にした、ご夫妻が趣味を楽しむための部屋。ここに射し込む光は、室内窓を介して寝室や浴室まで届く

床をコンクリート土間にした、ご夫妻が趣味を楽しむための部屋。ここに射し込む光は、室内窓を介して寝室や浴室まで届く

外に面していないにも関わらず、室内窓の効果で明るい寝室

外に面していないにも関わらず、室内窓の効果で明るい寝室。猫ちゃんも気持ちよさそう

3つの窓を介して、浴室まで陽の光が行き届く。見通しが良いことで、空間にも広がりが感じられる

3つの窓を介して浴室まで陽の光が行き届く。見通しが良いことで、空間にも広がりが感じられる


なお窓の種類は、開閉できないFIX窓のほか、開閉の方向や方法のバリエーションがいろいろありますので、プランナーに相談しながら、設置場所にふさわしいタイプを検討する必要があります。ご紹介してきたように、室内窓は心地よい空間をつくるための有効な手法です。新築やリノベーションの際にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。