あしたが楽しみになるリフォーム&リノベーションメディア
2021/03/21 - idea

インテリアの一部として楽しみたい!キッチン背面の「見せる収納」

スッキリきれいに隠すキッチン背面収納がある一方で、あえて「見せる」キッチン収納を採用されるご家庭も多くあります。見せる収納の一番の魅力は、機能性とインテリア性を兼ね備えている点です。そこで今回は、キッチン背面に「見せる収納」を取り入れた住まいの例をいくつかご紹介しましょう。


実用性とインテリア性を兼ねた
「見せる収納」

こちらは、キッチン家電を置くシステム収納の上に、オープンな棚を造りつけた例。2段の棚は上と下で長さが違えているため、少し高さのあるものをシステム収納の上に置いても、棚に当たらずに済みます。エアプランツのようなちょっとしたインテリアグリーンを飾るだけでも、空間が爽やかに見えて気持ちがいいですね。

長さ違いで2段の飾り棚を造りつけた例。ナチュラルな雰囲気のキッチンにビビッドなカラーの小物が映える

こちらのマンションリノベでは、窓を挟んで2ヵ所に棚を造作しました。ブルーグレーのアクセントウォールが棚の上に置いた物たちを引き立ててインテリアとしての存在感を放ち、お気に入りの小物や食器類、キッチン用品が目を楽しませてくれます。

向かって右手の下部収納は引き出し式で、食器をはじめキッチンまわりの道具をまとめて収納できます。向かって左手の下部収納は、横長の引き出し+ゴミ箱スペース。生活感が出やすいゴミ箱をキッチンの奥にまとめたことで、インテリア性を損なうことなく、オープンな「見せる」収納の魅力を最大限に発揮できています。

ブルーグレーのアクセントウォールが、造りつけ棚に飾った小物たちをより素敵に見せる

ブルーグレーのアクセントウォールが、造りつけ棚に飾った小物たちをより素敵に見せる

実用性とインテリア性を兼ねたキッチン背面収納

窓を挟んで隣、キッチンの奥にゴミ箱スペースを配置して、生活感を軽減。キッチンまわりのインテリア性が引き立つ

カフェのような収納で
雰囲気まで楽しむ

おしゃれなカフェやバーのイメージが、キッチンのオープンな収納のイメージにつながることも多いかと思いますが、こちらのお宅はまさに、街中のカフェのような仕上げ。サブウェイタイルに、淡い色調の板を合わせた造作の棚が、ガラスやステンレスのアイテムとよく合っています。空間の一角にペンダントライトやブラケットライトを用いたり、棚にグラスハンガーを付けたりすると、カフェ感が一層強まりますね。

白とグレーで統一感を持たせたカフェ風のキッチン

インテリア性の高いシンプルな白色のタイルと造作棚

電球のペンダントライトやグラスハンガー、黒い枠の室内窓といったアイテムによって、よりカフェらしい雰囲気に

キッチン背面の壁を
インテリアの一部として楽しむ

「見せる収納」をテーマにご紹介してきましたが、中には飾り棚と部分的な壁のあしらいでキッチンまわりを演出した例もあります。背面収納がないと壁面が広くなり、その分キッチンがすっきりして見えます。その壁を飾り棚とデコレーションで彩り、LDK空間全体としてコーディネートを楽しむというのも、キッチン背面の有効な使い方のひとつでしょう。

リビングからキッチン方向を見たところ。カウンター下のクロス、ペンダントライト、キッチン背面の仕上げといったインテリアをトータルにコーディネート

リビングからキッチン方向を見たところ。カウンター下のクロス、ペンダントライト、キッチン背面の仕上げといったインテリアをトータルにコーディネート

キッチンの床には、シックで優しいデザインの装飾タイルを採用。ゆとりを感じさせる空間に仕上げている


このようにキッチン背面の「見せる収納」には、「隠す収納」とはまた違った魅力があります。ただ扉で隠せてしまう収納と違い、ディスプレイを気に入ったかたちに維持できずにごちゃついてしまうと、かえってストレスを感じてしまうことも…。普段の使い方やさまざまなシチュエーションを想定して、後悔のない方法を選んでくださいね。迷ったらぜひプランナーに相談してみましょう。思いがけないアイデアが出てくるかもしれませんよ。