あしたが楽しみになるリフォーム&リノベーションメディア
2021/11/25 - idea

新築やリノベーションで実現!家と暮らしに合うランドリールーム

世の中のライフスタイルが変わると、住まいの間取りも変化していくものですが、最近特に多いご要望のひとつが「ランドリールーム(ランドリースペース)」です。これまでのスタンダードは、洗面台・浴室・脱衣場・洗濯機置き場が比較的コンパクトな広さで「水まわり」としてひとまとまりになっている間取りで、もちろん今でも採用するケースは多くあります。

しかし、家族の使い勝手や家事のしやすさの点では、必ずしもそれが機能的とはいえない場合もあり、「洗う・干す・畳む」を1つの空間で完結できるランドリールームやランドリースペースをつくり、その近くにファミリークローゼットを設けて、収納する手間も減らせる間取りにする住宅が増えています。

築30年の実家を建て替えたこちらのお住まいでは、1階の寝室のウォークインクローゼットと直結するレイアウトでランドリールームを設けました。洗って乾かした衣類をそのままクローゼットにしまえるので便利ですが、プランニング上、LDKをはじめ浴室も洗面脱衣室も2階に配置することに。ただ、毎回2階で脱いだ衣類を1階へ持って運ぶのは大変です。

大容量のウォークインクローゼットを備えた主寝室。ブルーの壁紙、建具がシンプルな空間のアクセントに

大容量のウォークインクローゼットを備えた寝室

主寝室のウォークインクローゼットに直結する独立型の洗濯・乾燥室。壁にパンダ柄の壁紙を採用し、家事空間に遊び心をプラス

そのウォークインクローゼットから直結する独立型のランドリールーム。壁にパンダ柄の壁紙を採用し、家事空間に遊び心をプラス

そこでひと工夫!ランドリールームの真上に洗面・脱衣室をレイアウトし、脱いだ衣類を階下へ落とせるようにしました。こうしたちょっとしたアイデアが、注文住宅ならではの暮らしやすさのポイントですね。

洗濯・乾燥室の真上に洗面・脱衣室をレイアウトし、脱いだ衣類を階下へ落とせるようにした。こうしたきめ細かな工夫が、暮らしやすさのポイント

2階の洗面・脱衣室の一角に、穴を空けるという大胆(!)なアイデア

ランドリールーム側はこのような状態。カゴに洗濯物が溜まっていく

ランドリールーム側はこのような状態。カゴに洗濯物が溜まっていく仕組み

札幌市・A様邸の実例はこちら▶https://www.sawai-k.co.jp/works/build_case13/

リノベーションで、1階の水まわりに広いランドリースペースを設けた例もあります。こちらのお宅は、6人の大家族。当然日々の洗濯物の量もなかなかのものになります。そこで、脱衣スペースのすぐ隣に洗濯物がたっぷり干せる広さを確保しました。スペースの壁際には、リネンやタオル、家族分の下着や衣類などの収納棚を造作。これによって、洗濯の家事動線や着替えの生活動線も改善されました。

2階の水まわりに広いランドリースペースを設けて、家事のしやすさを改善

1階の水まわり、脱衣スペースのすぐ隣に広いランドリースペースを設けて、家事のしやすさを改善

作業台や大きな収納を造作。折り畳みできる屋外物干しは、奥様のアイデアで採用した

札幌市・H様邸の実例はこちら▶https://www.sawai-k.co.jp/works/reform_case_39/


ランドリールームには、ガス乾燥機やSKシンクを採用するなど、個々のご家庭の洗濯の仕方や重視する使い勝手によって、さまざまな選択肢があります。洗濯は毎日のことであり、家族が気持ちよく暮らしていくために大切な家事です。なるべくストレスなく取り組めるよう、リノベーションや新築を機に環境を整えてみてはいかがでしょうか。

榎又 円香
profile
榎又 円香 Madoka Enomata
営業主任・設計プランナー
カラーコーディネーター
札幌市で戸建てやマンションのリノベーションをはじめ、住宅の新築やリフォームを手がけるSAWAI建築工房では、私のほか複数の女性プランナーが、ご家族のライフスタイルに合わせて、アイデアあふれる機能的で心地よいデザインの住まいをご提案しています。詳しくはこちらのホームページをご覧くださいね。