あしたが楽しみになるリフォーム&リノベーションメディア
2020/04/30 - idea

造り付け棚で、LDKのディスプレイを楽しもう!

新型コロナウィルスの影響もあって、家で過ごす時間が長くなっている今日この頃。「気候も春めいてきたし、時間もあるから、部屋の模様替えでもしようかな」とあれこれお考えの方も多いのではないでしょうか。そんなときに活躍するのが「造り付け棚」。お気に入りの雑貨やインテリアグリーンを飾ったりして、気軽に季節感を演出できます。そこで今回は、リノベーションで実現したさまざまなLDKまわりの造り付け棚をご紹介しましょう。

棚板を渡したシンプルな造り付け棚

一番シンプルなのは、壁面を利用して棚板を渡した造り付け棚。棚板の素材や色、ブラケット(棚受け)部分のデザインなどの組み合わせの自由度が高いのも魅力です。

こちらのお宅では、ダイニングの一角に設けたワークスペースの上の壁面に棚を造り付けました。棚の高さが変えられるタイプのブラケットなので、置くもののサイズを選ばないのも便利です。

高さが変えられる棚受け(ブラケット)を採用した造り付け棚

高さが変えられる棚受け(ブラケット)を採用した造り付け棚

シャビーシックなインテリアでまとめたポーセラーツ教室のスペースの造り付け棚は、白い棚にエレガントなデザインのブラケットを組み合わせて、空間との統一感を持たせました。

インテリアのテイストに合わせて、造り付け棚のパーツのデザインをコーディネート

キッチンの収納棚の一部に、造り付け棚を組み込んだ例もあります。デザインが素敵な食器は、しまい込むのがもったいないので、こういった「見せる収納」でインテリアとして楽しむのもおすすめです。棚を付ける壁をアクセントウォールにすると、インテリア性がより強調されますね。

キッチンの収納棚の一部をアクセントウォールにして、造り付け棚を設置

キッチンの収納棚の一部をアクセントウォールにして、造り付け棚を設置

インテリア性を高める、壁全面を使った造り付け棚

壁全面を使った造り付け棚なら、ディスプレイの楽しみがさらに広がります。ご主人が立ち寄ったショップでインスピレーションを得て自宅にも欲しいとつくった書棚は、余白を持たせて本以外の小物もランダムに飾って、ホテルのような上質感を演出。質感豊かな壁紙で仕上げた壁を背景にすることで、奥行きが感じられます。「ここに何を飾ろうかな」と考えるのも楽しそうですね。

薪ストーブがしっくり馴染むリビング。リノベーションでは天井を上げ、既存の床暖房に対応できるウォルナット無垢フローリングに張り替え、造作本棚や間接照明を設えて落ち着いた雰囲気に仕上げた。テレビや時計をあえて置かないリビングは、薪の炎や新聞、本、子どもとの会話をゆっくりと楽しめる、ご夫妻のくつろぎ空間に

薪ストーブがしっくり馴染むリビングは、壁全面を使った造作の本棚でホテルライクな雰囲気に

ご主人が「立ち寄ったショップで見た本棚を家にもつくりたい」と要望し、造作したオープン収納。表情のある壁紙を張った壁を背後に見せることで、奥行き感を演出

造り付け棚で、ディスプレイするものを選ぶ楽しみが広がる

こちらのお住まいも、リノベーションを機にリビングの壁面いっぱいに書棚を造り付けました。家族みんなの本を収納しつつ、ところどころにお気に入りの小物をディスプレイ。機能性とデザイン性を併せ持った造り付け棚は、壁紙のデザインがさり気ない空間のアクセントになっています。

明るいリビングの壁面(写真左奥)を全面使って書棚を造り付けた

リノベーションを機に、明るいリビングの壁面(写真左奥)を全面使って書棚を造作

このように棚板の高さを互い違いにするのも、空間に動きが出ておもしろい

このように棚板の高さを互い違いにするのも、空間に動きが出ておもしろい

ブラケットを用いたシンプルな造り付け棚は、今のお住まいや新築やリノベーションの工事を終えた後で気軽にDIYすることもできますが、リビングなどの壁全面を使った造り付け棚は、新築やリノベーションのプランニングの段階でプランナーに相談したほうがいいでしょう。

リノベならでは!既存の柱を生かした造り付け棚

リノベーションでは「ここにないほうがスッキリするけど、構造上どうしても外すことができない」という柱が出てくることがあります。柱の位置にもよりますが、その場合はあえてインテリアに取り込んで、ディスプレイ棚にして生かしたりもしています。

こちらのお宅ではリビングの柱を2本、構造上残すことになりました。そこで柱と柱の間に間柱を立て、棚板を渡して小物を飾れるスペースに。通路とリビングを緩やかに仕切るパーテーションのような役割も果たし、むしろ「あってよかった」と思えるような存在感を放っています。

既存の柱2本を生かして造作したディスプレイ棚。パーテーションのような役割も果たす

既存の柱2本を生かして造作したディスプレイ棚。パーテーションのような役割も果たす

既存の柱を生かし、壁面をくり抜いたようなかたちの棚を造り付けることもできます。縦に3つ並んだ棚には明かり採り窓的な役割もあって、リビングとキッチンの間に設けたコンパクトな家事スペースの圧迫感を軽減。リビングから見たときも視線が抜けて、空間がゆったりと感じられます。

縦に3つ並んだ小窓のような棚も、抜けない既存の柱を生かして造作

縦に3つ並んだ小窓のような棚も、抜けない既存の柱を生かして造作


好きなものや植物を飾る場所があると、日常の楽しみが広がります。家づくりをお考えの方はぜひ、造り付け棚をプランに入れて、家時間や四季の移ろいを楽しむための自由な場所をつくってみてはいかがでしょうか。