あしたが楽しみになるリフォーム&リノベーションメディア
2020/09/28 - idea

リノベーションで、もっと快適な「寝室」をつくる

リノベーションの際、プランニングをしているとどうしてもLDKや水まわりに注目しがちですが、1日の3分の1くらいの時間を過ごすことになる「寝室」の快適性を見直すことも大切です。リノベーションした寝室の事例から、居心地のいい空間のヒントを探ってみましょう。


好きな色柄の「アクセントウォール」で
リラックスしやすい空間に

私たちが手がけるリノベーションでは、寝室にアクセントウォールを採用するケースが多くあります。壁の一面だけ、お気に入りの色やデザインのクロスで仕上げるのですが、寝具の色とコーディネートしたり、LDKまわりではちょっと使いにくい華やかなデザインのものにしたりと、遊び心を発揮できるのも寝室にアクセントウォールを取り入れる魅力です!

掛け布団カバーのグレーとトーンを合わせて、シックで落ち着いた印象の寝室

無地の淡いグレー色の壁に、同じ色調の花柄のアクセントウォールを組み合わせて。自分の好きな世界観を表現した心地よい空間に

間接照明のやわらかな光が
心地よい睡眠をサポート

寝室は照明も大切です。光があまり明るすぎたり、白っぽかったりすると、スムーズな入眠の妨げになってしまいます。そこでおすすめなのが「間接照明」。天井に当てた光の反射で室内を照らすので、明るさがマイルドになり、心地よい眠りの空間を演出してくれます。ホテルのような上質さで、ちょっとした非日常感も楽しめますね。

間接照明の光が白い天井に反射して、室内を優しく包み込む

木質感を生かした落ち着いた内装の寝室は、間接照明やダウンライトのやわらかな光とアクセントウォールでホテルのような佇まい

調湿・消臭効果が期待できる
壁材を取り入れる

寝室は、湿気やニオイがこもりがち。悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。質の良い眠りのためには、空気環境も大切です。その悩みを軽減する工夫のひとつとして「調湿・消臭効果が期待できる壁材を使う」という方法があります。適切な換気計画に加えて、内装仕上げ材にエコカラット(多孔質セラミックスという素材をタイル状にした商品)や珪藻土や漆喰などの塗り壁などを使うことで、気持ちよく眠れる空気環境がつくれるでしょう。

壁の一部にエコカラットを用いた寝室。調湿・消臭効果が期待できる

サンルームに収納…
生活面の機能性をプラス

お住まいの間取りによっては、寝室は、寝る前に読書やテレビ・動画鑑賞を楽しんだり、起きた後に着替えやお化粧をしたりする場所にもなり得ます。「寝る前」や「起きた後」のご家族の動きに合った機能を空間に持たせることで無駄な動きをなくし、暮らしの快適性が高まります。

正面に壁付けテレビを設置。寝室の隣には3面採光のランドリールームを増築し、干した衣類の収納もスムーズ

クローゼットの上部を開けて、空気が循環しやすいように工夫

室内を間仕切り壁で仕切って、コンパクトなウォークインクローゼットを設けた例。クローゼットの上部を開け、空気が循環しやすいように工夫もしている

壁面のデッドスペースを活用して書棚を造作。目の前に本が並んでいて、寝る前の読書が楽しみやすい


よくいわれることではありますが、睡眠の質を高めることは生活の質を高めること。「寝るだけだし…」と思わずに、睡眠の質や生活のしやすさが改善するような寝室のプランを検討してみてはいかがでしょうか。