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2018/04/10 - column

リノベ成功の秘訣は、「美しく機能的」を目指すこと

見た目の新しさや美しさを追い求めるだけのリノベーションでは、のちのち様々な後悔や不満が残ってしまいます。家は、家族の暮らしの場。「美しく機能的」を目指すことで、満足度の高いリノベーションを実現できます。今日は、「キッチン」「収納」「ケーブル」の3つに注目して、美しく機能的に生まれ変わったケースをご紹介したいと思います。

家具のようなデザインキッチン

Uさんのお住まいのキッチンは、昼間でも明かりが必要なほど暗い上、蛇口をひねるとサビもでてきたりして、使い続けるのにも限界を感じていました。

<Before>

 ↓

<After>

そこでリノベーションで、キッチンと居間の間にあった壁を取り払い、広々としたワンルームに。白色のキッチンが映える素敵な空間に生まれ変わりました。

 

大きな掃き出し窓からも外の光が入り、キッチンは以前とは打って変わって明るく快適。

 

新しく入れ替えた作業台が、部屋のグレード感をさらにアップ。「身体がぶつかっても痛くないように」との配慮から角をアールにしたところ、それが家具のように美しく印象的な仕上がりで、オンリーワンの秀作となりました。

 

すっきりと使いやすい収納

長年暮らしていると、捨てられない思い出の品々がどうしても増えるもの。Uさんの場合多かったのは、世界各国を旅行した際の記録アルバムでした。モノがむやみに散らからないようにするために大事なのは「指定席」をつくってあげること。

そこでリビングの壁面に、大容量の収納を造作しました。扉を閉じるとフラットなただの壁なので、室内の雰囲気を損ないません。ちなみにこの収納は、廊下側からも使えるというおまけ付きです!

キッチン収納でのポイントも一つ。洗った器を出しっぱなしにせず、キッチンまわりをきれいに保つためには、「見やすい→取り出しやすい→元に戻しやすい」という連鎖を自然に生むような収納の設計が重要です。

 

ケーブルを見せない工夫

オーディオ機器の配線のほか、テレビや電話、インターネットのルーター、プリンターなど家の中はケーブルだらけになりがち。見た目に良くない上に、ホコリっぽくなりやすくて、ストレスを感じる方も多いのでは? 

<Before>

<After>

そこでUさん宅では、リノベを機にこれらのケーブルをパイプに入れて、床下と壁内に収納してしまいました。ソファ横の機器類とテレビをつなぐ配線は床下を通っているので、見た目は驚くほどすっきりしました。

このように、「美しく機能的」は両立し得ることですし、リノベーションだからこそできる工夫もたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね。

横沢 陽子
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横沢 陽子
Yoko Yokozawa
専務取締役
設計・営業プランナー/二級建築士