今日は、家事動線を良くしたい!と思ったときに悩みがちな洗濯機の置き場所についてお話ししようと思います。
キッチンと洗濯スペースをつなげて家事の効率化を図るプランも一般的になりつつありますが、そこをあえて壁で隔てるのも一つの方法です。なぜなら、壁面があれば収納を取り付けやすいからです。また仕切られていると、料理の匂いが洗濯物に移るのを防ぐこともできます。
今はほとんどの洗濯機が全自動。スイッチさえ入れてしまえば洗濯終了まで用が無くなりますから、特にマンションなど限られた空間の中でプランする場合などは、あえて動線を切り離す選択も視野に入れてみてはいかがでしょう?
例えばこれは、洗濯室をあえて切り離し、ランドリースペースを設けたマンションのリフォーム事例。天井には物干し竿を設置して、室内の物干し場としても活用できるようにしています。壁面を利用したゆとりある収納スペースは、一部を洗濯物をたたむ台に。乾いた衣類を作りつけの台ですぐにたためて、効率的です。
引き戸で仕切れるのもポイント。洗濯機の音が響くのを抑えられますし、来客があっても、干している洗濯物を無理なく隠すことができますよ。
ものごとは一長一短。何を優先にしたいか考えて、自分に合ったスタイルを見つけましょう。